カテゴリ:バンコク日記( 4 )

ビルマ熱覚めやらぬ内に、クーデターだってよ。

こんにちは。相変わらず不定期更新ぶりを発揮しているさや坊です。
とにかく元気してます。
心配かけてすみません。

7日から10日間くらいビルマで雲隠れしてきました。
あまりに楽しすぎて、ビルマ人いい人過ぎて、タイ帰ってきてからもビルマ熱に犯されて少々脱水症状気味です。
そして俗に言う東南アジア症候群です。(誰も言わない)

つまり、まだ帰る心と物理的な準備できてません、私。
最近はめっきり就活が満足にできなかったら何処行こうという事ばかり考えてます。
はい、駄目子です。あー、ビルマ行きたい。

そんなこんなでウダウダしていたら、昨夜久々にタイに帰ってきた友人たちとクラブ(若い!)にいこうとしている時、今晩軍部による革命があるからとある友達がこれないという連絡が。警察の機密情報っていうけど、そんな映画みたいなこと言われちゃって、ねぇ?映画じゃないんだからー。
と思いつつも今年の明けからの、国民の反政府運動を見ている限りあながちデマとも言い切れない。
ふむ、どうしたもんだろうと首をひねりつつもひとまず集合先(RCA、若い!)に向かう。
時計の針が進むごとに、友達の携帯には家族、友人からの同じ情報に関する電話がかかって来る。
こりゃどうにも本当らしいということで、その場を後にしたその時、タイ全土に戒厳令が出されたとの事。
いやぁ、びっくりした。今はこんなに平和なタイも15年前まではしょっちゅうクーデターやらデモやらがあって、多くのデモ隊が軍部によって殺されたりもしたのです。
15年ぶりのクーデターに出くわしちゃうとは。
さすがにあの時は緊張感がありました。人間ってパニックになるとこうやって動くんだろうなぁっていう観察もできました。

さらにそのときに考えていたのは、このクーデターが隣国の政治にも悪影響を及ぼすのじゃないかということ。たとえばビルマの軍政府の自己正当化に使われたりだということも、あったりするのかということなど。

今回は平和的に現政権から政権を取り上げて、国民に返すということで収まりそうでよかったけど。
タイ国民は国王に対して絶対的な親愛を持っていて、その国王もこの汚職ばかりの腐敗政府とはそりが合わないらしいけど、憲法上国王は政治に関しては一切関与できないため、もしかしたら今回のクーデターは裏で国王も関与、黙認しているんじゃないかっていう話もあるらしい。

ちなみに昨夜はテレビもラジオも軍部によって抑えられていてネットもない私は時々流れる軍部による会見(タイ語)に友達一家と共に必死に耳を傾けるものの流石に分からない!難しすぎるっす。
でも今朝友達に背景とかも含めて全部説明してもらったので、ちょっとは理解できたけど。

まぁそんな感じで今日はみんな学校も会社も休みで、国会議事堂近くの道路(元住んでいたアパートのすぐちかく)も閉鎖されてるらしいのでこれからどうやってご飯食べに行こうか考えてるところです。
今晩はガーナ料理食べに行ってきます。笑

いやぁ、何はともあれ血が流れなくて本当に、本当によかった。

ビルマについては後ほどきちんとかきますぅ。
はい。
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by sykkngw | 2006-09-20 19:31 | バンコク日記

反・首相デモ

が起きてるんです。バンコクで。
うちの学校、タマサート大学は王宮とかそうそうたる立派な建築物のすぐそばに立ってるんですが、学校のすぐ目の前にある王宮広場にて毎日朝から晩まで人々が集まって反首相デモを行ってるんです。もう一週間以上かな。

首相が国民の目をごまかして脱税していたことに対して、国民の怒りが頂点に達したというところでしょうか。簡単に言えば。

それでタクシン首相でてけーーーーー!のデモが起きてるわけです。もともと彼の任期中も利益があるのは彼の周りや一部の人間だけ、タイの東北部などに多い貧困部には富の分配がいってないっていうことで、貧困部の人たちの首相への不信感はあったんだけど、今回の事件発覚が彼らの反首相運動の起爆剤になったという感じです。

毎日繰り広げられるこの運動はいったいどんなもんなのか、と純粋な好奇心で王宮広場でのデモに踏み入ったわけです。デモといってもいたって平和的なんだけど、特設ステージに政治家っぽい人たちが5,6人座って、タクシンに対する抗議の演説をし、それに多くの人が聞きいってました。そして彼らは時折拍手なり国旗を振るなりして参加していました。私も彼らに混じって座ったら、となりのおばちゃんが国旗くれました。そしてさらに他のおじちゃんがビニールシートくれました。この好機の逃すべからず、と思いおばちゃん一家にちょっと質問してみました。

おばちゃん一家はナコンパトムというバンコク近くの県からデモに参加しにきたそうで、私は彼らの仕事がデモへの参加に関係してるのかと思い、そこを尋ねたけど、彼らの場合は何ら関係ないそうです。ただ、一国民としてこの国の行く末を案じ、デモに参加したとのこと。テレビでみることもできるけど、それだけじゃ物足りないから一家そろってやってきたというけど、一体子ども達の学校はいいのか・・・?とちょっと疑問に思わなくもない・・・まぁそこはいいとして。

他の人の話をきくと、このデモ参加者の多くはやはり東北部に代表されるタイの貧困層みたいです。彼らは自分の家で作った野菜やらフルーツやらをかばんに詰め込んで、熱い中この抗議に参加してました。そして、興味深かったのはデモ参加者同士の助け合いで、私に旗やらシートやら水やらくれた人や、持ってきた農作物を周りの他の参加者と分け合う人々。そして広場内ではただのご飯も配給されてました。私は残念ながらデモに参加する前にたらふく道端で食べたばっかりだったのでちゃっかりミカンだけもらったけど、至る所で彼らの助け合いが見れて、今までの私のデモへの暴力的なイメージとはまた違った一面が垣間見れました。

それでも一方でふと思ったのは、私たちにとって自分の意見を表明する平和的なデモ抗議を行ったとしてもそこに安全は保障されているけれども、ちょっと違う国にいったら、デモ隊に向けて軍やら警察やらが発砲というのは良く耳にする話。私たちにしたら極当然と思って享受しているけれども、もう一度その権利というのをきちんと理解し、無駄にせず、行使しなくてはいけないんだろうな、と思います。言論の自由をもつ人々はそれをもたない人の分まで、その権利を行使しなければいけないと

でもやっぱり想像しがたい。平和的にデモをしているだけの人々が無残にも殺されていく姿とか。実はタイでも民主主義への変換機に革命があってその革命は多くの学生などの若者の血を犠牲としたのです。タマサート大学の学生は中でも一番、政治に対して活発で多くの学生がこの運動に参加し、軍の銃の前に倒れていったのです。現にタマサート大学内で政治活動をしていた所を押さえようと軍が大学内に押し入り、そこで多くの命を奪ったといわれてます。その際にとある学内のエレベーターで数名が射殺されたため、後日そのエレベーターで何度も幽霊が見られ、今は封鎖されてます。(タイ人お化けに対してすごい敏感なんです)

でも今の学生を見ていると、やはり政治離れは進んでいて、私の友達ではあまり関心のない子も多々います。(ルームメイトは関心あるみたいだけど)どこの国も同じなんだなぁと。
とは言え、タマサートはそれでも盛んな方で学内で署名活動が繰り広げられたり、抗議演説が行われたりしていて、そんな難しいタイ語理解不能な私にはお経にしか聞こえないけど、そういう空気はなかなか興味深いものです。

タイでこんな体験ができるだなんて思ってもいなかったから面白かったです。この抗議デモはタクシンが退陣するまで続くとのことだったけど、私がインドネシアから帰ってくるころには一体どうなってるんだろう。

てかこれって日本でも報道されてるんかな?
みんな知ってる?
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by sykkngw | 2006-03-08 18:24 | バンコク日記

バンコク国際映画祭

先週はバンコク国際映画祭があって、一週間ぶっつづけで世界中の無名な映画がたくさん放映されていたんだな。バンコク若者の町、サヤームで。たくさんのドキュメンタリーフィルムやインディペンデントフィルムがあったから、私にとってはもう天国。おまけに日本だったら一作みるのに1500円かかるところ、10枚綴りを買えば一作100バーツ!300円弱。ということで馬鹿みたいに毎日映画ばっかり見てました。

いろいろな国の映画を見るのはやっぱり鼻血もんだね。見聞を広げてくれるし、興味深いドキュメンタリーフィルムとかみていて、色々勉強になりました。結局12作くらいみました。7日間で。

まぁどの映画も英語字幕を読まなきゃいけないわけだから流石に一日に三本見た日には疲れちゃったけどね。笑。

見た中でのお気に入りはいくつかあるけど、一番良かったのは『TSOTSI』っていう南アフリカの映画。スラムのような所のギャングスターの話なんだけど、人の命をへとも思わない一人のギャングスターの主人公が、車を奪おうとして乗っていた女を撃って逃走したんだ。まぁ彼女は幸い死にはしなかったんだけど大切なものを失ってしまったのね。実は奪った車の中には実は赤ん坊が眠っていて、どうしても赤ん坊をそのまま置き去りにすることが出来なかった彼は、その赤ん坊を自分の部屋につれていき、世話する事にしたんだ。けれども、親の愛情を感じたこともなく、子どもへの暖かい愛の注ぎ方もしらない彼は、その赤ん坊を持て余していたんだ。そして結局近所の未亡人の若い女性が小さな赤ん坊を抱いているのを見て、彼女を銃でおどして母乳を与えさせるなどして、彼は不器用ながら、赤ん坊を自分のたった一人の『家族』として扱うようになった。でも、その若い女性にその赤ん坊を母親に返すように説得されたり、その赤ん坊の家に赤ん坊を育てる為の物を強奪しに、強盗としてもう一度押し入ったときに、赤ん坊の父親にあったりなどの経過を経て、話の結末で彼は赤ん坊を返しにいったんだ。銃をかまえた警察に囲まれて非武装の彼が赤ん坊を返すシーンで終わるんだけど、そのシーンに鳥肌たったね。彼の演技は迫ってくるものがあったし、テーマはとても単純っちゃ単純だけど、すごく深くて、ただ感動っていうのでは説明できないものがあったんだ。私の一押しで、結局この映画祭の賞を受賞していたよ。

もし機会があればぜひ見てもらいたい映画だね。

他には色んな映画をみたよ。トルコのドキュメンタリーと物語を1つずつ。

フィリピン、インド、ベトナム、カタール、シンガポール、スペイン、フランス、タイ、アメリカ、韓国、カシミール地方など。

映画ってのは世界を知る上でも大きいね。

たとえば『タイ』っていって日本で連想されるのはバンコクだったりするわけでしょ?テレビやニュース、新聞なんかをよんだって結局その国の顔の意見とかばかりしか見えてこなくて、一番大切な市民の姿が見えてこないんだよね。でも実際はそこには色んな人が住んでいて色んなタイがあるわけで、映画とかってそういう色んな顔のひとつひとつに焦点を当てられて、おまけにリアルに迫ってくるんだよね。

遠い国の事だから知らない、とかじゃなくて市民と市民のつながりをつくっていかないとね。そうじゃないと国際化だなんて結局口だけで終わっちゃうのじゃないかと。

さぁて、今日はこんなところで。
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by sykkngw | 2006-03-04 18:26 | バンコク日記

くらびー!

外部日記のページつくるの面倒なので後回しにします。

さてさて。。。
一月末に日本に帰ってから、心機一転して日々好奇心の赴くままに生活してます。

あ、そういえばクラビー行ったんだった。タイの南部のビーチ。ピーピー島と聞けば記憶に新しい津波の被災地、それの結構近く。ちなみにピーピー島にもちょっくら行きました。シュノーケリングの途中で昼食によっただけだけど。えーらい工事してるなぁと思ったら復興作業を行ってるところでした。私たちの行ったレストランの壁には津波が押し寄せてきたときの高さをマークしてあったんだけど、それの高いのなんのって。私なんて本当に一のみ。私の背丈の二倍はあるような高さの波が迫ってきただなんて考えただけでも恐ろしいもんです。

ちなみにお化けの存在を深く信じるタイ人(一般的に)はピーピー島には行きたがらないらしいです。
私自身もその辺りをシュノーケリングしてるしている時、少しでも怪しげなものが視界に入ってきたら、全てが津波の被害者の遺品のように見えて仕方なかったです。正直時々ぞくっとした。。。好奇心旺盛なくせに結構びびりなので、一人でボートからちょっと離れた辺りで泳ぎに行ったりしてたけど、そこで変なもの見つけたときは慌てて皆のいる方へ逃げ帰ってました。その時の必死なこと何のって。結構情けない少年です。

しかしシュノーケリング初体験にして、完全にはまっちゃいました。あれは素晴らしい!めちゃめちゃきれいで、もう病みつき。海には陸とまーったく違う世界が繰り広げられていて、独自の幻想的な世界が存在してるんだって事に妙に感動したのだな。イソギンチャクとか珊瑚とか、色とりどりな魚とか、本当に誰がこれデザインしたの???ってくらい綺麗な生き物が気持ち良さそうに優雅に生活している様に引き込まれました。

いやぁ地球ってすごいや。

あ、この先続けたいけどちょっと時間がないのでまたの機会に。
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by sykkngw | 2006-02-25 18:29 | バンコク日記