着いたウブドも実際おしゃれなブティックとかも並んでて、散歩しようと三歩あるけば三方さらぬ四方から『TAXI??』、『おねえさん、元気?』の声に囲まれる。
そんな状況にあうあうあぁぁぁぁ~ってなってる所に、同じ宿の日本人の男性とであった。宿を歩いてるときに目が合って、日本語で話しかけられてびびるくらい、彼は真っ黒に焼けていた。むしろ焦げていた。どうやらクタで2週間くらいサーフィンしてからこっちに寄りにきたそう。あぁ、なるほど。にしても黒いぞ! インドネシア人とリアルに見分けが付かなかった。まぁ私もよく色んな人種に見間違えられるけど。久々の日本人との交流が何だか新鮮。 彼は4年間めちゃめちゃ働いた後、その金握り締めて3年間で世界一周しちゃったらしい。 いやぁ、話聞けば聞くほど世界って面白い!とわくわくしてしまう。 そして今すぐどっかに駆け出したくなってしまう。中国で寺にこもってカンフー修行したとか、ブラジルでカーニバルでたとか、インドで自分たちでゴミ拾い始めて地元の人まで巻き込んじゃったとか、インドのマザーテレサの諸家でのボランティアだとか、これまたインドで瞑想修行だとか、ネパールでヒマラヤ登っちゃったとか、聞けば聞くほど、掘れば掘るほど色々でてきちゃう面白い人材。何でもプラスに捉え、行動力に富み、すべてを自分に取り入れられちゃう人。小さな細い目は笑うたびになくなってしまうけど、いい笑顔してる。 まぁ29さいってのもあるんだろうけど、随分おおらかな人で器のでかさを感じた。 凄く尊敬できる人。いやぁ大人だなぁって本当に思う。 ちなみにそんな彼とちょっと議論になったのが以下のこと。 彼は器の大きな人目指しているらしく、感情的になることを否定していた。 私もそれは分かるし、程度にもよるけど、時に感情的になる事を否定はしない。 だって人間だもの。相田みつをじゃないけどさ。 私は人らしく素直にいればいいと思う。 でも問題はその後の対応。冷静になって反省して、それをきちんと相手に伝えるなり、ほかの解決法を見出せればいい。それが自然な人間らしい姿だと思う。 (もちろん本当に程度による。切れたりして他の人を傷つけたりするのは別の話。暴力的になるのはもっての外。もっと穏やかなレベルの話) ウブドに着いた次の日、二人でモーターサイクルかりて、一日ウブド散策をした。市場行ってバティック買ってから、↑↓の写真の遺跡にいったり、 ご飯たべて(これうまい!!子豚まるやきごはん。ちなみに手でいただきます◎) ウブドの町の中心である観光エリアから逃げるようにして村に入って行き、子どもたちやら村人たちと頑張って覚え途中のインドネシア語とバリ語と英語を駆使した会話にならない会話でコミュニケートし、皆の屈託のない笑顔に胸をなで下ろしました。 さて、バリ1の美しい棚田を望めるスポットで止まると3,4人の小さな女の子たちがたかってきて、さぁんに鉛筆やらお土産品を売ろうとしてくる。東南アジア各国で聞きなれたはずのこの声は、いつまでたっても耳に痛い。 『ワンダラー、ワンダラー』 (1ドルということ)の気力もなく切ない音の響きには、子どもらしさは感じられず、無性に悲しくなる。そういう子どもたちに対し、しつこい物売りに囲まれた観光客としてではなく、一人の人として接したいと、いつも思う。 けれど一体どうすればいいんだろう。今回はバッグに潜ませていた画用紙と色鉛筆を子どもたちに渡して、一緒に絵を描かないかと誘ったところ、3人ともいつもとは違う変な客の対応に戸惑いつつも、嬉しそうに受け取り、みんなで並んで仲良くお絵かきしていた。 最後に彼女らの描いた絵に日本語で名前を書いてあげたらえらく喜んでた。 さらにデジカメに興味を持っていたので、ちょっと持たせたら思い思いにバシバシと写真をとっていた。これは彼女らがとった写真。 こうやって好奇心に目キラキラさせてる時が一番子どもらしいんだなぁ。 しばらくはしゃいでいたら、奥からお母さんらしき人の『何してるのー、早く帰ってきなさい!』的な声がきこえ、彼女らはそっちに走っていった。
by sykkngw
| 2006-04-07 16:05
| Journey to Indonesia
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